腰痛に悩む人のための腰痛セルフケアアドバイザー城井のブログ@鹿児島

自分の腰痛解消のために学んだ試したアレコレ備忘録。

プラハで現地の人に、「ココは行っといた方がいい!って場所ある?」と聞いたら、師匠からダメ出しされた件

錬堂師匠から

「そんなの聞いてどうすんだよ?

どこがよかったとかは、

それぞれ違うのだから自分で感じるんだよ

と言われて、


「いやー、せっかくプラハの人いるんだから、訊くでしょー」

と言い返したら、


「それじゃ、ダメだよー」と、

やさしーく、呆れられたんだけど、

 

でも、それが、1ヶ月が経って、

先月、地元鹿児島で、身に沁みて解っった!

ありがとうございます。

簡単にというとそんな話です。

 

 

 

 7月後半は、チェコプラハに行ってました。

 

ヨーロッパで剛柔流空手を指導されている先生方が、

毎年ヨーロッパのどこかの国に集結して開催される合宿イベントに

メンテナンスチームとしての参加です。

 

それぞれ先生が生徒さんも連れてヨーロッパ各国から集まるので

1000人位いたんじゃないかな。

f:id:amagiryu05:20170923220315j:plain

となりの体育館でも、段とか帯のランクで分けて練習やってます。

 

f:id:amagiryu05:20170923220634j:plain

参加されてるのは、みんな外国人。

 

f:id:amagiryu05:20170923221036j:plain日本人で参加されてるのは、連盟No.2の中村先生のみ(一番右の先生)

 

f:id:amagiryu05:20170923222226j:plain

含蓄あるお言葉。 思わずパシャッ。

 

 

f:id:amagiryu05:20170923223836j:plain

我々の役割は、練習の合間や終わりに

空手家さんの身体のメンテナンス。

 

 

 

f:id:amagiryu05:20170923224541j:plain

日本から参加の【チーム錬堂】13名と現地通訳の〇シャ

いやー、学びのあるツアーでした。

 

 

で、本題のそっちでなくて、

到着したその日の夕方。

 

きました、ビール消費世界一のチェコ

さっそくビアホールで乾杯しながら、ワイワイやっていたときの話です

 

5日間ある合宿のどこかで半日ほどサボって、

いや、時間を作って

みんなで観光しよう!ということに話になりました。

 

「え?じゃあ、どこに行く、どこに行く?」

f:id:amagiryu05:20170924005437j:plain

そしたら、

「やっぱりプラハ城は見に行きたいよね~」

と誰かが言ったんですね

 

そしたら、通訳の〇シャさん(日本語ペラペラ)が
プラハ城は広いですよ」

というから、

 

そこで僕が、

「じゃ、そのプラハ城の中で、

ココは絶対行っといた方がいい!ってところある?」

と、みんなの心を代表して訊きました(つもり)

 

そしたら
錬堂師匠 「ダメだよー、そんなの」

と、欽ちゃんみたいに言うから

 

僕 「エー何がですか?」

 

 

師匠「ひとりひとりイイナと感じるところは

 違うんだからさ~」

「そんなのは訊いて決めるのではなくて、自分で感じるんだよ!」

 

と、諭されたました。

 

そんなもんかー。なるほどなー、師匠さすがです。感じるが大事かー

僕「わかりました。ありがとうございました。感じます」

 

(でも、訊いてもいいよね、、、無しじゃないっしょ)

くらいな気持ちですこの時点では。

 

 

で、実際その日はとても楽しく観光しました。

 

f:id:amagiryu05:20170924001324j:plain

チェコを感じてご満悦の錬堂師匠

 

f:id:amagiryu05:20170924001520j:plain

なにかに、熱いインスピレーションを感じて撮りまくる3人

 

 

f:id:amagiryu05:20170924004630j:plain

ヴルタヴァ川を貸切クルーズ

f:id:amagiryu05:20170924004420j:plain

このクルーズとかも、こんな予定はまったく無しで歩いてて、

師匠が急に現地の案内兄さんと値段交渉しだしてすぐ乗船できることに。

きっとなにか、感じたのだろう。

サイコー、めっちゃ楽しかった。

教会とかも行って、よかったです。

 

で、この時は、まだよく分かってなかったのです。

感じるって、なにか。その大切さを。

 

なにせプラハだし、

外国だし、

ヨーロッパだし、

テンションあがってるし、

僕、ピュアだし、

なに見てみても新鮮だし、

楽しんじゃないか?

 

くらいの分析的気持ちもあるわけなんですよ(ホントにピュアか?)

 

でも、先月8月末に、

初めて

「錬堂先生と行く!

鹿児島 指宿の開聞岳リトリートツアー」

の企画を組んだのです。

もともとは、

天城流湯治法として、からだのケアの錬堂師匠ですが、

一緒に山とか海とかリトリートいった仲間たちから、

 

「あれが錬堂先生一番サイコーだよね。」

 

みたいな声を聞くので、

なかなか県外まで参加できないから、

じゃあ、

自分が参加したいから 

地元で企画してしまえ!

 

のノリで開催しました。

 

開聞岳リトリート自体も楽しかったのですが、

 

その登山する前日の話です。

夕食を地元のおいしいレストランで食べて、

宿泊先の山の麓まで、戻る車の運転をしていました。

 

車3台で、案内役の僕は先頭。

真ん中は錬堂師匠の車。

 

まっすぐな1本道、あれ?
なんか後ろついて来てない。

 

ずいぶん後ろで止まってる。
「おかしいな?対向車両もほとんど無いのに、、、

何かあったかな?」

僕も車をとめて、ちょっと待ってみよう。

いや来ない。

電話してみよう。

出ない。

あれ???

 

何かあったか、目視確認しようとして、降りてみて気づいた。

f:id:amagiryu05:20170924014951j:plain

美しすぎる星空。 写真はとれてないのだけど。

 

なにかトラブルがあったわけではなく、

車を止めて、後ろの車も止めて、美しすぎる星空を鑑賞されていたのでした。

 

ちょうど、

新月から2日目くらいで、

月のあかりも、ほとんど無い。

 

外灯もまったく無い、

畑と畑の農免道路のようなそこから見た星空は

信じられないくらい美しくて。

 

僕らもそこまで戻って一緒に鑑賞していた時、

世界中飛び回ってる師匠から

「これは砂漠でみた時、以来の星空だぞ」

と言われて、

 

「地元にこんないい場所があったのか!」

 

衝撃でした

 

外国だから、遠くだから、感激できるのはない!

 

この時、プラハでのあの時の会話が、蘇りました。

 

感じること、その時の何かを

 

同じときに

同じ場所にいても、

鈍くなって感じれなかった僕には、

その星空は無いのと同じでした。

 

かりに一緒の空間にいても、

感覚が鈍くなっていれば、

見えるものも違い、

聞こえるものも違い、

味さえ、

触れている感触さえ

匂いさえ違ってしまい、

 

すべて経験が違ってしまうのかもしれないです。

 

やっと少し分かってきました。

 

この日から「感じる」がまた1つテーマになりました。

 

 

 

10月のイベント案内

申し込みはこちらから↓

からだ改革アニキーズ天城流&アロマ「顔診法と陰陽五行」

 ⇒ https://www.reservestock.jp/events/208733/dummycode



からだ会議かごしま 2017

 ⇒ https://www.reservestock.jp/events/212925/dummycode